石津太神社の火渡り神事「やっさいほっさい」

石津太神社の「やっさいほっさい」

2021年は中止が決定しました

 

堺市西区で行われる火渡り神事「やっさいほっさい」は、「泉州の奇祭」とも呼ばれ、日本最古の戎社と称せられる石津太神社で毎年12月14日に行われています。

NHKの新日本風土記でも紹介された「やっさいほっさい」は、担当年に当たる地元の町会と青年団が大役を任せられ、境内には大勢の見物客が訪れます。

やっさいほっさい 由来
この地に漂着した蛭子命(ひるこのみこと)を村人が助けあげ、薪を燃やして体を暖めたという故事に基づくのとされています。
燃やした薪の束が108束あったことから、この108束が訛って「やっさいほっさい」となったといわれる。
また、薪の燃え残りは京都の大文字山と同様に厄除けになると伝えられている。

 

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やっさいほっさい

石津太神社の「やっさいほっさい」

石津太神社の「やっさいほっさい」

神木を積み上げた「とんと」に火をつけ、村人(青年団)から選ばれた「戎さん」を「足持ち」が担ぎ上げ、「やっさいほっさい」の掛け声とともに素足で火渡りを行ないます。

計3回の火渡りを終えると、「戎さん」を降ろすことなく境内を3周回り(小走りで)本堂に戻ります。

石津太神社の「やっさいほっさい」

その後、次々と青年団が「火渡り」をする姿が見られますが、行事としては「戎さん」が本堂に戻った時点で終了です。

鏡割、振舞い酒、乾杯と続きます。

やっさいほっさい 日程

日程:毎年12月14日

場所:石津太神社
住所:大阪府堺市西区浜寺石津町中4丁12-7

見物の注意
境内に車やバイクを止める場所はありません。
自転車は場内の係の方に訪ねてください。
[timeline title=”当日の予定時間”][ti label=”13:00″ title=”神木組上げ清祓い”][/ti][ti label=”14:00″ title=”例大祭”][/ti][ti label=”14:30″ title=”御旅所祭”][/ti][ti label=”15:00″ title=”振舞い厄除ぜんざい”]毎年先着順で振舞われます。[/ti][ti label=”20:00″ title=”火付け神事”]神木組に点火します。[/ti][ti label=”20:30″ title=”火伏せ神事”]長い竹を使い燃えた薪をまんべんなく広げます。[/ti][ti label=”21:00″ title=”火渡り神事”](戎さま登場~火渡り~境内3周)[/ti][ti label=”21:20″ title=”終了”][/ti][/timeline]

開催日が土曜日の年や、夜の予報が雨の時などは、時間を前倒して進行される場合があります。

やっさいほっさい 参加する

一般見物者の我々も「火渡り」に参加する事ができます。

時間は例年通りだと21時20分頃だと思います。

参加する条件など結構適当(デタラメ)な事を書いているブログが多いです。

  • ナイロン製の服装やサンダル、ハイヒールはダメ。
    こども一人はダメ、走ってはダメ、つま先歩きはダメ、摺り足はダメ。
    参加する前に関係者のチェックがある等。
    中には歩く姿勢を書いているブログまで・・・

 

恐らく見物した事の無い方が想像でブログを書いているのでしょう。

実際は、ナイロン製の服でもサンダルでも何でも構いません。

つま先歩き、摺り足歩きもOKです、もちろん杖をついた老人もチビッ子も大丈夫、関係者のチェックなんてありません。

走れるものなら走ってください。って感じです。

何故なら、
一般開放される頃には、既に関係者によって放水が始まっているので大半は鎮火しています。

なので全く熱くありません。

12月の夜9時過ぎ、炭の中に入って熱いと感じるより、むしろ温かいって感じです。

ただ、一般開放された直後は結構熱いので注意してください。

下の画像は、担当の青年団が火渡りする様子ですが、この時点で既に行事は終了しています。

気合いに入った一般の方は、この時参加しても大丈夫ですが、良い子の皆さんは放水が始まるまで待ちましょう。

石津太神社の「やっさいほっさい」

放水が始まると、見物人のほとんどがご利益を求め参加するので、大行列となり走りたくても走れないのです。

まぁ距離にして約5M程度ですが。

ですから皆さんも安心して参加してください。

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消え炭にはご利益が

石津太神社の「やっさいほっさい」

ご利益があるとされる薪の燃え残り「残り炭」「消え炭」ですが、これもネットでは行事終了後に争奪戦があるかのような事が書かれていました。

実際はそんな事ありません。

放水が始まったら、自由に拾って大丈夫です。

あたり一面に散らばった大量の炭が拾えないなんて事は絶対に無いです。

ただ、大文字の「消え炭」と違って、薪の原型が残るような大きな棒状の炭はありません。

皆が渡った後なので、踏み潰されて大半は500円玉くらいの大きさになっています。

あと、真っ暗な中で黒い炭を拾うのは少し苦戦しますが・・・

恐らく清掃が始まっていなければ翌日の朝一番に行っても拾えると思います。
(みんなが歩いた後なので粉々になっていると思いますが)

余談ですが、この「残り炭」、商売繁盛のご利益があると、これもまた多くのブログで紹介されていますが、瀕死の蛭子命を救った薪の残り炭は無病息災のご利益があると伝えられています。

「残り炭」「消え炭」を持ち帰りたい方は、必ず容器とトングを持っていきましょう。
ビン類がお勧めなのですが、ボトルタイプの空き缶でも大丈夫です。炭を入れた後は、必ずフタを閉め完全消火させてください。
持ち帰る途中で再燃焼する恐れがあるので、拾い集めた炭は、放水している係の方に水を掛けてもらうよう頼んでください。トングは100均で売っている、氷用のハサミが良いと思います。
割り箸を持っていく方は予備を数セット持っていきましょう。

そして最後に・・・

さらなるご利益を求める方は、縁起物の「お和え」を一口・・・

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