毎年、成人式の時期が来ると「家原のハンカチ」を思い出します。
別名、「家原の文殊さん」と地元民に親しまれ、私も約30年前に親友3人と行きました。
家原寺
昭和の終わり頃までは、八田荘地区のだんじりが本宮の昼休憩で8台揃ったのですが、あれから地車も家原寺の景色も随分変わりました。
懐かしいですね!
「行基菩薩」と「三重塔」、そして「とんど」で有名な堺市西区にある家原寺ですが、やはり「受験のハンカチ祈願」が最も有名です。
「家原のハンカチ」とは、あらゆる受験と試験の合格を祈願して、受験生や親御さんが本堂に「祈願ハンカチ」を貼りに来るのです。
センター試験や高校受験前となる年明けから「参拝祈願」のピークとなり、毎年1月3週目頃にニュースや新聞に取り上げられます。
ハンカチは持参するのではなく、本堂の隣でお守りなどと一緒に販売しています。
私たちの頃は、記入するテーブルや押しピン、マジックなどはありませんでしたが、今では記入テーブルと文具一式が用意されていました。
ハンカチ以外にも、「合格祈願ろうそく」「お香」もあります。
祈願グッズ | 価格 |
祈願ハンカチ | 700円 |
智惠文殊えんぴつ(2本) | 500円 |
智惠文殊けしごむ | 500円 |
合格おまもり | 1,500円 |
特撰 智惠おまもり | 2,000円 |
智惠おまもり | 1,000円 |
合格祈願ろうそく、お香 | 100円 |
高校受験など、2月・3月に試験を控える人は、1月末の「とんど」の日に行くと、ご利益も倍増です。
昔は使い終わった教科書やノートなどを焼却供養したのですが、現在は「お守り」と「お正月の縁起物」のみとなっています。
家原寺 とんど
開催日は【毎年1月最終日曜日】
- 日時:毎年1月の最終日曜日(午前9時~午後6時)
- 奉納料:1kg厳守(2,000円)
※焼却物の受付は、必ず1週間前までには持参しましょう。
※受付期間は直接お問い合わせください。
中院にて午後3時頃より大般若法要が始まり、とんど点火は17時予定です。
参拝や見物だけでも大丈夫ですが、拝観料(500円)必要。
家原寺
住 所:大阪府堺市西区家原寺町1-8-21
電 話:072-271-1505
拝観時間:午前9時~午後5時(年末年始を除く)
拝観料:500円
分かり辛いのですが、手前に駐車場があり、その奥が入口となります。
拝観料(500円)は入り口前にある賽銭箱に入れましょう。
車で来られる方は、拝観料を支払うと家原寺の駐車場代500円が無料になります。
家原寺体育館の駐車場は関係ないので注意!
交通(アクセス)
JR阪和線「津久野」駅下車徒歩15分
南海バスもありますが、本数少ないです。
歩けない人は津久野駅前からタクシーに乗りましょう(恐らく1メーター)。
時間や価格など「2018年1月」時点での情報です。
現在とは異なっている可能性もございますので、ご注意お願いします。